知らないではすまされない!キッズスマホのフィルタリング機能と活用方法
大人は子どもたちがスマホやタブレットを何につかっているのか意外と知りません。
子どもたちは、スマホを使って動画をみたり、ゲームをしたり、SNSで友達と話したり、音楽を聴いたりしているんです。
子どもたちはインターネットを利用する上での正しい使い方や判断ができません。そんな子どもたちが使い方を誤ると大きなトラブルに巻き込まれる危険性があります。
ここでは、子どもたちがそういったネットトラブルに巻き込まれないように、大人が知っておかなければならない、フィルタリングという機能について詳しく解説し、活用できるようにしていきます。
フィルタリングアプリで出来る機能と活用方法すべて解説
フィルタリング機能とはそもそもどんな機能なのでしょうか?ほとんどの大人がなんとなくはわかっていると思っているのですが、実際機能を上げてみようと思うと思い浮かばないのではないですか?
フィルタリングによって出来る8つの機能
1.リモート管理
親のパソコンやスマートフォンから子どものスマートフォンの機能設定や利用状況の確認をする事が出来る。
逆に子どもから親に対してアプリなどのブロック解除の申請などをすることも出来る。
2.インターネットの利用時間制限
インターネットを利用する時間帯を設定することが出来る。曜日や一日の利用時間の上限などを決めることも出来る
3.WEBサイトのフィルター設定
見せてもいいサイトの登録や見せたくないサイトの登録が出来る。
親が決めたサイトしか表示できないようにしたりも出来る。
4.インターネットでの購入ページのブロック
通販サイトや、ゲームアプリなどの購入ページをブロックする事が出来る。子どもが勝手にアプリや物を購入することを防ぐ事が出来る。
5.WEBサイトフィルターの強度設定
年齢別にWEBサイトのフィルターの強度を設定する事が出来る。
6.位置情報の確認
GPSにより子どもの位置情報を確認したり、一日の行動経路などを見たりする事が出来る。
7.子どものインターネット利用状況の確認
子どもがアクセスしようとしたサイトや検索した単語、電話の発信履歴を確認する事が出来る。
8.書き込みブロック
SNSなどの掲示板や、チャット、ブログへの書き込みを禁止する事が出来る。
フィルタリングを利用するにはどうすればいいのか
ではフィルタリングをスマートフォンで活用するにはどうすればいいかご存知ですか?
キッズスマホを子どもに持たせる場合、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアでキッズ用のスマホを購入した場合、各社無料の「あんしんフィルター」というアプリが最初から入っています。
しかし、格安SIMは基本的にフィルタリングアプリを提供していません。格安SIMでは有料のフィルタリングアプリをダウンロードしなければなりません。
フィルタリングアプリにも色々ありますが、そのなかでも家庭用フィルタリングシェアNO.1のアプリが「i-フィルター」です。
フィルタリングを導入している家庭のうち約95%で利用されていて、多くの教育機関や塾などでも採用されていて、もっともおすすめのアプリと言えるでしょう。
「i-フィルター」の利用料金は1年間の年払いで4320円
月払いで換算すると約360円です。
格安SIMの中には割引料金で利用できるようにしているMVNOも何社かあり、中でもLINEモバイルはなんと無料で利用できる上に、最安の月額500円プランはキッズスマホにとてもおすすめの格安SIMです。
まとめ
そもそも「フィルタリング」とは、インターネットの世界で、何が危険かの判断ができない子どもたちを、危険から事前に守ってあげる機能なのです。
そして、フィルタリング機能によって使えなくなったアプリやサイトについて、なぜ使えなくなったのか、理由を親と一緒に考えることで、子どもたちがインターネットの危険性について学んでいき、自分で判断できるようにする事が大切なのです。
そのためにはまず親であるあなたが、フィルタリングについての知識を身につける事が大切なのです。