iPhoneのペアレンタルコントロールで出来る機能制限の方法~アプリ購入制限の設定編~
前回、前々回とiPhoneのペアレンタルコントロールについて設定方法を解説してきました。
今回はアプリやアイテムの購入や課金制限の設定方法について解説していきたいと思います。
子どもが在る程度の年齢になってきたらゲームのアプリなどもインストールして欲しいと要求されると思います。
そんな時に子どもに自由にインストールできるように設定していると、思わぬ請求が来たり、子どもがゲーム中に知らない間にアイテムなどに課金してしまうことも考えられます。
そういった事が無いようにする方法がいくつかありますので一つずつ設定方法を解説していきたいと思います。
アプリの購入とアプリ内課金の制限を設定する方法すべて解説
1.アプリ内課金を制限する設定方法
アプリ内課金を制限するには前々回の記事に書いた機能制限から設定します。
①「設定」→「一般」→「機能制限」
②「パスコードを入力」→「App内課金」をオフにする
③これで、ゲームに夢中になっていて知らずに課金しようとすると、「App内での購入は許可されていません」と表示され勝手に課金されていたという事態は回避できます。
2.アプリ全てを購入できなくする設定方法
そもそもアプリ自体を勝手にインストール出来なくすることも可能です。
①「機能制限」→「パスコードを入力」→「iTune Store」と「iBook Store」「インストール」をオフにする
②この設定でそもそも「iTuneStore」「App Store」のアプリ自体がiPhoneから削除ができます。
③この設定の場合もしアプリのインストールが必要になった場合その都度、機能制限から解除する必要があります。
3.「ファミリー共有」でアプリの購入管理を設定する方法
13歳未満の子どもの場合Apple IDを「ファミリー共有」から作成することで、購入の承認や否認が親である管理者がコントロールする事が出来ます。
①「設定」→「自分のアカウント」→「iCloud」→「ファミリー共有」
②「ファミリーメンバーを追加」→「子供のアカウントを作成」→「次へ」
③誕生日入力→「次へ」
④保護者プライバシー同意書に「同意する」
⑤クレジットカードの確認のため、セキュリティーコードを入力「次へ」
⑥子供の名前を入力「次へ」
⑦Apple IDの設定のためメールアドレスを決める「次へ」→「作成」
⑧Apple IDパスワードを決めて「次へ」
⑨秘密の質問を設定「次へ」
⑩「承認と購入のリクエスト」オンにする「次へ」
⑪位置情報の共有も設定するなら「場所を送信」
⑫利用規約を確認して「同意する」
⑬これで子供のApple IDが完成しファミリー共有に加わりました。
⑭「子供の名前」をタップ→承認と購入のリクエストをオンにしておきます
この設定をしておくとApp SToreをオンにしていても購入ボタンを押すたびに、「承認リクエスト」画面があらわれ「承認を求める」を送信して、親からの承認をもらわないとアプリのインストールができなくなります。
親のiPhoneに通知がきますので購入を認める場合は「入手する」をタップすると、「Apple ID」と「パスワード」の入力が求められ、入力すると子供がダウンロードできるようになります。
まとめ
子供にiPhoneを持たせる場合、アプリの購入やアプリ内課金をしっかり管理しておかないと、下手をすると課金破産といった最悪の事態になりかねません。
子供は金銭感覚がまだまだしっかり備わっていませんので、親の監視が必須です。
iPhoneには色々と管理する設定方法が備わっていますので、自分の家族にあった方法を選んできちんと設定することをおすすめします。