キッズスマホを子どもに与える前に親が知っておかないといけない5つの危険
このブログでは子どもが携帯電話を利用する前に、親御さんに知っておいてもらいたい危険性とその対処法について詳しく紹介していきます。
4月になるとたくさんのお子さんが小学校に入学すると思いますが、小学校に入学すると子どもだけで習い事に行ったり、公園に遊びに行ったりする機会も増え、親御さんはキッズ携帯を与えるか悩むようになると思います。
現在MMD研究所の調査によると、小学校1年生では約27%、小学校6年生になると約半数近くの子どもたちが携帯電話を所持していると発表しています。
小学校低学年の間はインターネットなどにつながらないキッズ携帯を持たせているご家庭が多いとは思いますが、小学校も高学年へと進んでいくにつれ、徐々にキッズスマホに切り替えていく家庭が増えてきています。
それに伴いインターネットを利用することで起こる犯罪などの被害に合う子どもの数も増加傾向になっています。
インターネットはとても便利でおもしろい物なので子供たちはすぐに使い方を覚えて親が思っている以上に使いこなしてしまいます。しかしインターネットの利用に対しての危険性やルールーをしらないまま子どもにスマートフォンやタブレットなどを使わせることは大変危険です。
ではどのような危険が潜んでいるのか具体的に紹介していきましょう。
キッズスマホによるインターネット利用の危険性5つ
1.子どもに見せたくないサイトへのアクセスの危険性
インターネットには子どものうちに見ないほうがいい映像や、子どもに知ってほしくない情報があふれています。
それらのサイトに知らず知らずのうちに入ってしまい、ショックを受けたり、影響されてしまうといった危険性が高まります。
キッズスマホではなくても小さいうちからタブレットなどでYoutubeなどの動画を見せている方も多いと思いますが、最近の情報ではYoutubeのセーブモードでは十分に危険な動画を排除できなくなっていると言われています。
アニメや子供向け動画と見せかけて内容は大変残酷な内容であったりするような動画も多く出回っているそうです。
2.SNSなどの利用による情報漏えいの危険性
TwitterやfacebookなどのSNSの利用も低年齢化していて、小学生も利用していたりするそうです。
何気ない家族の写真などを投稿しているだけのつもりが、位置情報などまで発信してしまっていたり、他人の個人情報となってしまう写真や内容を書いてしまったりといったトラブルが少なくないそうです。
3.インターネットのウイルス感染の危険性
スマホやパソコンに届いたメールを開けてしまったせいで、ウイルスに感染してしまい、個人情報やスマホやパソコンの中身がすべて漏洩してしまうといったトラブルも起こる可能性が十分にあります。
4.スマホ依存症になる危険性
子どもとのキッズスマホの利用に関して、たいした取り決めも無く与えてしまうと、一晩中友達とLINEなどのやり取りをしてしまったり、1日中ゲームをしてしまったりといったスマホ依存症になる可能性が高くなってしまいます。
5.ネットによるいじめに巻き込まれる危険性
子供同士でLINEなどでグループをつくり、すぐに返信しなかったなどと因縁をつけられ仲間はずれにされたり、無視されるといったいじめに発展するおそれがあります。
まとめ
キッズスマホは使い方によってはとても便利で子どもの安全を守るツールになるのですが、それを使う子どもと与える親御さんに正しい知識と共通のルールがなければあっという間に大変危険なものになってしまいます。
子どもにキッズスマホを与える前にキッズスマホの利用によるインターネットの危険性をよく理解して、子どもとルールを一緒に決める事がとても大切ということです。